木村太郎さんのお話を聴いてきました

さつきやま森の学び舎&ようちえんの園長でエコツアーのガイドもされている木村太郎のお話を聴いてきました。

木村太郎さんのプロフィールはこちらからどうぞ。

http://eggs-nature.net/manabiya/enntyoutaroyuri

テーマは親子のコミュニケーションで、後半の座談会では旅の話がメイン。

NVC(非暴力コミュニケーション)のツールでいろんな感情が書いてあるカードと、本当は何を望んでいるかが書いてあるカードがあって、お互いどういう気持ちだったのかの理解につなげる話はとても興味深かった!

カードの詳細は↓からどうぞ。

ピットインカードに似てるけど、こちらは言葉メインでイラストは補助的。言葉のストックができてる中学生くらいからはこっちがいいのかも。

[rakuten no=”付属資料:カード” shop=”book” kw=”魔法のピットインカード 子どもの心が驚くほどよくわかる!伝わる! 原潤一郎”]

事実に動かされた感情がまずあって、次に行動。どう感じててどうしたいのか、本当はどうしたかったのかが見えてくれば対策も取れる。イライラに隠れた本当の気持ちや本当に求めているものがわかれば、そのイライラも形が変わったり、こうしたいから少し協力して!とお願いできたりもする。

イライラする時って、目の前のものごとが原因じゃなくて、本当に得たいものがうまく言葉にできなかったりわかってもらえない時の方が多いもんね。

例えば、夕食の炒め物してるときに起きる兄弟げんか。様子見しててもどっちかが先に手を出したりして泣かされた方が「おかぁさぁぁん」と言いつけにきたりして。ああ、もう!こっちは急いで支度してるのに!なんでいっつもこうなの!!

イライラしますよねぇ。

自分の段取りを邪魔されたイライラ。
なんで叩くの?暴力はダメって言ってるじゃない!っていうイライラ。

そのイライラの陰には、子どものために一生懸命ご飯を作ってるのにそこを無視される悲しみや手を出す子を許してるダメな親だと思われるのではないかっていう恐怖もあるかもしれないし、十分話を聞いてあげられてない後ろめたさもあるかも。

でも私たちはイライラの陰に隠れた気持ちをぴったり表す言葉がすぐにでてこない。感情を表現する言葉を知らない。

感情とニーズの一覧は文字だけだけど、NVCジャパン・ネットワークのサイトからダウンロードできるので、一覧だけでも眺めてみるのもオススメです。

有難いことに前半の講演では託児があったので、オットと二人で集中して聴けました。子どもとのやりとりの話を夫婦揃って聞けたのはとても意味のあることだと思いました。

後半の旅の話は、外で遊びたくなった子どもらの見守りでほとんど聴けなかったのだけど、太郎さんのお話を聴いていると、目の前のことを楽しむ・面白がるってだけで世界は自分に優しくなるって思いました。

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この記事を書いた人

ぷちこ
仕事と家事と育児に奔走される在宅ワーカー。石川県金沢市在住。夫と小4の息子と小2の娘、拾いネコ兄弟と暮らすアラフォーです。

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